萌ちゃん
仮想通貨の取引所、どんどん増えてますよね。これからDMMも参入するんでしたっけ。利用者としては選択肢が増えるのはうれしい反面、どの取引所を選べばいいのかちょっとわからないです。
むしろ仮想通貨の取引所は一か所だけではなく数か所押さえておくべきだから、選ぶ必要って実はないのよ。
特徴を知ることで、「こういうときにはこっちの取引所」「今日はこれをやりたいからこっちの取引所」っていう風に、上手に利用するのが大切。
特徴を知ることで、「こういうときにはこっちの取引所」「今日はこれをやりたいからこっちの取引所」っていう風に、上手に利用するのが大切。
沙織先生
萌ちゃん
ああなるほど!銀行みたいにひいきの取引所をつくらなくてもいいんですね。
取引所は仮想通貨のコンビニみたいに思っているといいかもね。チキンがおいしいのはこっち、おでんならこっち、みたいに。では早速国内の仮想通貨取引所6か所の特徴を紹介していきます!
沙織先生

目次
bitFlyer(ビットフライヤー)

注意
現在、ビットフライヤーは新規登録の受付を一時停止中です。(8月24日10:00現在)ビットフライヤーの特徴は、なんといっても「安心できる取引所である」ということ。株主には大手企業が顔をそろえていますし、セキュリティなど面においても安心感が違います。
ビットフライヤーの設立は2014年。まだ仮想通貨が一般的ではない頃からあるというのも選ばれている理由の一つでしょう。
取り扱い通貨
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、モナーコイン、ライトコインこんな時に使いたい
ビットフライヤーは、二段階認証が突破されてしまったときとビットフライヤーがハッキングされてしまったときの2パターンでトラブルがあったとき、日本円での不正払戻しやかかった手数料を保障する保険に加入しています。どうしても仮想通貨取引が怖くて一歩踏み出せない方や、ある程度の資産を取引所に置いておきたい方はビットフライヤーがおすすめです。
coincheck(コインチェック)

注意
現在、コインチェックは新規登録の受付を一時停止中です。(8月24日10:00現在)こちらも芸能人をCMに起用し知名度のある取引所ですね。コインチェックはビットフライヤーよりも先の2012年に設立しており、取扱コインもビットフライヤーより多彩なのが特徴です。アプリも使いやすいのがいいですね。
根強いコインチェックファンも多く、その評判のよさからビットコイン爆上げとなった2017年12月には口座開設者が殺到し、本人確認が遅れてしまっているという話も聞こえてきます。
取り扱い通貨
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、ファクトム、モネロ、オーガー、リップル、ジーキャッシュ、ネム、ライトコイン、ダッシュこんな時に使いたい
より多くのアルトコインの取引を安全に行いたいときにはコインチェックが優秀だと思います。アプリも使いやすく、初心者にはとっても親切な取引所だと言えますね。しかし取引が集中してしまうと、遅延が出る可能性もあります。「いまここで取引したい!」と思っても、取引完了がいつになるのかわからないということも考え、コインチェックでの取引は余裕をもって行うようにするといいでしょう。
Zaif(ザイフ)

ザイフの最大の特徴は「取引するとなぜかコインがもらえる」という部分にあります。銀行なら必ず取られる「取扱手数料」が、ザイフの場合は取り扱い項目によって利用者に還元してしまうのです。
萌ちゃん
ええー!それって赤字になんないんですかー!!
取引量と口座数によってはちょっと大変なことになりそうよね(笑)
沙織先生
例えばビットコインのブロックチェーンを利用して作られ、トークンの発行者はトークンの供給量を自由に設定することができます。
ザイフではこのトークンを数種類取り扱っており、ビットフライヤーやコインチェックとは違う独自の路線を行く取引所といったイメージです。
取り扱い通貨
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、イーサリアム、モナーコイン※トークン(ペペキャッシュ、ネクスコインなど)多数
こんな時に使いたい
ザイフの面白いところは、やはりトークンを購入できる部分でしょうか。また、簡易的なハードウェア型ウォレットも販売しています。多くの資金を仮想通貨に換えたい方は、取引所に置いておくのは危険です。手ごろなハードウェア型ウォレットを探している方は、ザイフから購入することをおすすめします。
bitbank(ビットバンク)

ビットバンクのウェブサイトはとってもおしゃれで洗練されています。「なにやら広告だらけの取引所サイトとは様子が違う」と読み進めていくと、「プロ向け」という記載が目立ちます。
つまり、仮想通貨を長期保有する人が利用する取引所ではなく、「積極的にトレードを繰り返し利益を生み出したい人」向けの取引所なんですね。
萌ちゃん
ビットフライヤーやコインチェックは明らかに初心者向けというか、だれでも使える取引所というイメージですけど、ビットバンクはかなり利用する人を選びそうな取引所なんですね。
初心者ばかり集まって取引がスムーズにいかないというストレスを抱えている人や、トレーダーと呼ばれる人たちにはこちらのほうが合っているでしょうね。
沙織先生
取り扱い通貨
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、リップル、ライトコイン、モナーコインこんな時に使いたい
ビットバンクの特徴は、アルトコインの取引手数料が安い部分にあります。仮想通貨取引に慣れている層からは、リップルを買うなら断然ビットバンクという声も上がるほど。また、モナーコイン好きからもビットバンクの評判はいいです。ビットバンク自体がビットコインニュースというメディア運営もしており、「正しい仮想通貨情報を共有し、みんなが安心して取引できるように」という気遣いもうかがえます。
これからはビットコインよりもアルトコインの取引を中心にしたいという方は、ビットバンクの口座開設をしておいて損はないでしょう。
QUOINEX(コインエクスチェンジ)

シンガポール生まれで現在は本社を東京に構える、アジア最大級との呼び声高い取引所がコインエクスチェンジです。
多くの取引所ではサポートはメールのみで「リアルタイムに相談できない!」というのが悩みどころだったのですが、コインエクスチェンジはスマートフォンアプリ「LINE」を利用したサポートも可能です。
また通貨ペアが桁違いに多く、日本円だけではなくさまざまな法定通貨での取引も可能です。
取り扱い通貨
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムこんな時に使いたい
コインエクスチェンジは、購入・保有よりもトレードや仮想通貨FXを行う人向けです。こちらも初心者には扱いにくいでしょう。仮想通貨中級者からにオススメしたい取引所です。コインエクスチェンジは24時間年中無休でクイック入金に対応しており、買いたいときに仮想通貨が買えるという魅力があるものの、取扱コインが少なく出金にも時間がかかるというデメリットがあります。
取引に関しては手数料無料なのですが、日本の他の取引所よりは扱いにくいかもしれません。
GMOコイン

GMOコインは、様々な事業を展開するGMOインターネット株式会社が運営する仮想通貨交換所です。厳密にいうと取引所ではなく、より気軽に仮想通貨売買を楽しめます。
萌ちゃん
取引所ではなく交換所であるメリットってあるんですか?
取引所で仮想通貨を売買するとき、「板」が必ずあるじゃない?仮想通貨の取引金額がいっぱい書かれたあれ。
沙織先生
萌ちゃん
はい。取引所で板を見て購入しようとすると、どの金額でどう購入していいかわからないし、思っていた価格よりも高く買ってしまうことがあってちょっと苦手なんですよね。
GMOコインは、交換所だからその厄介な「板」がないの。その代わり、購入できるコインの価格はあらかじめ決められている。だから「この金額で買いたかったのに!」っていうロスはないわけ。
沙織先生
萌ちゃん
でも、その分お高いんでしょう?
そうね(笑)現在の最安値でコインを購入することはできない。でも板が何かわからない、難しいことはあんまり考えたくないっていう初心者や、高齢の方には選ばれやすいんじゃないかしら。
沙織先生
取り扱い通貨
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リップル、イーサリアムこんな時に使いたい
GMOコインは仮想通貨をまだ一度も買ったことがない初心者に特におすすめです。また、「あらかじめ予算をぴったり決めている」方にはとても使いやすいという特徴があります。リップルを100万円分買っておきたい!というとき、取引所ではどうしても端数が出てしまいます。しかしGMOコインなら、予算内で買いたい分をきちんと購入することができるでしょう。
また、インターネット事業に明るいGMOグループだけあり、サポート体制も万全です。わからないときにはチャットで疑問点を尋ねることもできます。様々な事業展開をしているという安心感もありますよね。
「大手の安心感」「取引所にはない交換所ならではのメリット」に魅力を感じる方はGMOコインを利用して損はないと思います。